洋書ロマンス小説を読めるようになりたいブログ ☆英語の多読☆おすすめ

英語力がないけれど洋書ロマンス小説を読んでおります♡ 英語力無しで読んだ手ごたえを気ままに綴っております。

雑記

★このブログについて★


翻訳ロマンス小説が大好きで、翻訳本だけでなく原文も読みたい♡
けれど英語がほとんど読めない……
でも英語の勉強をする時間も余裕もない………
(最後に英語を勉強したのは20年以上前の高校生のとき)
ということで、英語の勉強を一切せず、自分の英語レベルを無視して、いきなり好きな本(ロマンス小説)の洋書を読んでいくことにしました♡
(好きな本を読んでいるだけで、洋書がすらすら読めるようになるのかな?という実験も兼ねております。)
その経過をここに記録しておこうと思い、ブログを開設いたしました。
したがって、ここは洋書の内容に関する感想文ブログではありません。
(本の内容に関する感想は読書メーターのほうに記録しております。いずれコピぺする予定です。)
(面白い作品しか読み切れず、読み切れた作品しかここには載せていないので、このブログに載せた作品はすべて自分にとって★5つなのです♡)

初めて洋書を読み始めたのは2017年6月。
なので、その頃に遡って記録しております。
(ブログ開設日:2019年6月3日)

ご意見等ございましたら、左側にあるメッセージ記入欄(PC表示で)から送信くださいませ♡

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2020~2021年のマイ・ベスト・ロマンス(メモ)

ここ1年程のあいだに読んだ作品の中で、個人的に傑作だと思った作品をまとめてみますと、5作品ありました。
(私の好みは偏っています)

【社会問題を絡めた本格派ロマンス2冊】
『Heart Bones』(コリーン・フーヴァー)
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『Once We Are Starlight』(ミア・シェリダン)
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【クールでキュートでロックな萌えロマンス2冊】
『Playing with Fire』(L・J・シェン)
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『The Villain』(L・J・シェン)
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【HOTなダーク・ロマンス】
『Goddess Islesシリーズ』(Pepper Winters)
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L・J・シェン作品の魅力はセンスの良いロックな文体とイマドキのワル系若者口調によるところも大きいので、邦訳本で再現されることはあきらめていますが…
コリーン・フーヴァーの作品とミア・シェリダンの作品の魅力は日本語になってもそれほど大きく損なわれないと思うので、邦訳が出ますように♡

洋書ロマンスを読み始めてまだ数年ですが、年々、というか、日々、時代の価値観や社会問題に合わせて、海外のロマンス小説は進化していることをひしひしと感じます。

洋書をもっと速く読めるようになりたい


洋書ロマンス小説をもっとすらすらと読めるようになりたいー♡
初めて洋書を読み始めたころ(2年半ほど前)は、1冊を読み終えるのに50時間以上かかっていましたが、
最近読んだペッパー・ウィンターズ作品は10.5時間ほど、L.J.シェン作品は15時間ほどだったので、この2年半でずいぶん速く読めるようになりました。
けれど、もっとすらすらと読めるようになりたいという気持ちがとても強くなったので、このへんで一度、文法書でも読んでみようと思い立ったのが、2月のことでした。
英語の勉強をいままで(数十年前の高校生のとき以来)一切していないので、そういえば「文法」とか「構文」という種類の領域があったな~と思い出したのでした。

ちょうど、コロナのせいで外出を自粛すべき時期に差し掛かっていたので、週末の外出を控えるかわりに文法書を読む時間をもちました。
文法書というものは、数十年前の高校生のころに学んだきりでしたので、どこから取りかかればいいのかわからなかったのですが、とりあえず、小説に多用されているような気がする「仮定法」や「倒置」の箇所を読むことにしました。(入り口は好きなところから♡)

本の種類については、とくに選り好みせず、有名な本は全部読んでみようというスタンスで。
読み始めてみたら、ここ数年で洋書ロマンスの中でみたことがある文法や構文ばかりだったので、とても懐かしい気分になりました。
ああ~この文章はあの作品のあのヒーローのセリフの中で使われていたわ~♡という感じで、さまざまなヒーローたちのセリフやシーンが走馬灯のように駆け巡り、ときめきながら読み進めることができて、とても楽しかったです。

そのとき読んだ文法書の中でとくに楽しめたのは、江川先生の本かな。
それから、高校生時代に読んだロイヤル英文法や大学受験用参考書も読み直してみたら、けっこう頭の片隅に記憶が残っていたようで、懐かしい友人に会ったような感覚になりました。
(高校時代は学校で出された宿題をやっていた程度。NHK英会話を聴くように言われても三日坊主でしたので英語力はゼロでした。けど全国模試で偏差値80を超えたり優秀者特典を貰うこともあったりしていたので、なぜか試験だけは得意だったような…)

そういう感じで、文法書は懐かしさを味わいながら読んで、それから洋書を読んでみたら、ちょっとだけ読みやすくなった気がしました。(気のせいかもしれません…)
でも、やっぱり、すらすらと読めるようには、なりませんでした。
足りなかったのは、文法力じゃあなかったんだと思いました。
(意外にも、文法の知識には穴がなかったのかもしれません。)
じゃあ、足りないのは何だろう?というところで、ようやく、語彙力がすさまじく足りないかもしれないという事実に気づきました。
そして、単語集に手を出しました。
これも、選り好みせず、書店に並んでいる本のなかで、表紙や形なんかが気に入った本を片っ端から読んでいくというスタンスです。
理由は、語彙力って、単語に出会った回数によると思ったので、1冊の本に絞るのではなく、さまざまな本でさまざまな単語に出会いたいと思ったからです。
たくさんの単語集を読んでみて気づいたのは、洋書ロマンス小説で頻出する語彙レベルは、英検2級~準1級あたりがいちばん近いということ。
そして、L.J.シェン先生の文章だけは、英検1級の単語集の語彙が頻出しているということ。
なので、1級の単語集を読むときがいちばん楽しかったです♡
あれも、これも!好きなシーンで見たことがある単語ばっかり!!(きゅんきゅん)
萌え転がりながら読みました。(逆にいうと、萌えないことはやらない主義です。笑)
たいていの単語はロマンス小説の中で何度も出会って見慣れていたので、読むといっても、「あ♡単語さん、おひさしぶりです♡」の繰り返しなので、目で確認した程度ですが。
それによって、ひとつひとつの単語に対するイメージが、うっすい水彩画みたいだったのが、よりクリアで鮮やかになったような気がします。
単語に対するアンテナの感度がよくなったような。そういう感覚になったので、洋書を読むスピードがあがったのだと思います。
最難関だったシェン先生の英文も、すらすらとはいかないけれど、まあ少しは読みやすくなりました。
9時間で読み終えたことに気づいたときは、ちょっと嬉しかったです。

この歳になると、自分の能力的な成長に気づく機会なんてほとんどないのですよね。(老化に気づく機会は山ほどありますが…)
好きな本を読んでいただけで、自然と洋書読書力が伸びてくれるなんて、棚から牡丹餅みたいな幸運なことだと思いました。

ちなみに、2月から5月後半の緊急事態宣言が解除された日までのあいだに読み切りたいと思っていた本はこちら。
 
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この中の14冊ほどを読み切りました。(気に入った部分は何度も読みました♡)
あいかわらず、英語を話すことも聴くことも書くこともまったく出来ないけれど、「洋書ロマンス小説を読む」というピンポイントの能力だけは高められたようです(笑)。

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一瞬で和訳できなかった単語は、そのイメージがうすい証拠。
なので、付箋を貼ってみましたら、付箋でいっぱいになりました。
こうやって自分の低脳を可視化することが楽しいのです。

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『表現のための実践ロイヤル英文法』は、ほかの文法書とは違う実践的な切り口で説明されているので、なんだか気に入りました。これは今後も読み続けたい本です。


以上のように、たった数か月のあいだ1日30~1時間ほどですが、英語の教材に手を出してみたことで、洋書ロマンスを読むスピードがすこし速くなりました。
(あくまでも当社比です。英語力がある方々と比べたら、亀レベル、いや、ナメクジレベルのスピードです。)
あいかわらず、英語力はほぼゼロ(聞きとれない。話せない。書けない)ですが、「読むちから」さえ付けば、洋書はけっこう読めるようになるのだと実感しました。
今後の洋書ロマンス生活がもっと楽しくなりそう♡


以上です。
私と同じように、英語をお勉強する余裕はないけれど、洋書だけは読みたい!という方のご参考になったらいいなと思い、恥をさらして、書き残しておきました(^^)


(余談ですが、上記のように、いろいろな英語学習本を読んでみても、洋書がすこし読めるようになってみても、頭のなかで英語が日本語に瞬時に変換されるようなことは、いっさい起きません。。。
英語圏で育っていない自分が、今後いくら英語の勉強をしても、日本語で読むような感覚で洋書が読めるなんてことは、永遠に、ぜったいに、起こらないと思います。だから、今回、ちょっと英語教材に手を出してみたことで、翻訳作品のありがたさをものすごく実感し、いままで以上に感動することができるという副産物もありました。
翻訳作品って、すさまじい努力と忍耐による英語力の習得と、さらにすさまじい労力による膨大な翻訳作業の集積なのだと、しみじみと感じます。
海外小説をお手ごろなお値段で買える時代に生まれて、ほんとうに良かったです。感謝。。。)

2019年・マイ・ベスト・洋書ロマンス

洋書ロマンス小説に手を出した当初は、日本で出版されている翻訳ロマンス小説から好きになった作家さんの本を読んでいましたが、2019年後半は海外で今現在人気のロマンス作家さんの本に手を出してハマってしまいました。
以下は、2019年までに読んだ中のマイ・ベスト・オブ・洋書ロマンスです。
「萌え」と「感動」と「涙の量」で分けてセレクトしてみました。


最も萌えた作品は、
L.J.Shenの『Pretty Reckless』と『Broken Knight
※「Vicious」から始まるシリーズ全作です。
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最も感動した作品は、
Colleen Hooverの『It Ends With Us


最も泣いた作品は、
Pepper Wintersの『The Boy and His Ribbon』

英語力が無いけれど洋書を読むコツ

英語力が無い人が洋書を読めるようになりたいときにする読書のコツについて、2年間やってみて思ったことを書いておこうと思います♡

①一冊目の洋書は、何度も暗記するほど(邦訳で)読んだ作家さんの本を選ぶこと。
なぜなら、馴染みのある文体だと、英文の意味を推測しやすいからです。この単語の後にある形容詞ならば、この作家さんならばこういう意味で使うだろう、このセリフのあとにあるセリフならばこういう意味だろう、という具合に。英語がわからなくても、作家さんの文体の癖がわかっていると、推測による理解と英文を頭のなかでセットにして自然と記憶することができます。それに、馴染みのある作家さんのストーリーだと展開が予測できるため、英文がわからなくてもなんとか読み進めることができます。目の色や筋肉の描写がやたらしつこいから、この人がヒーローなのね、このあたりで出てくる人物は悪役なのね、だからこの形容詞はたぶんマイナス表現なのね、という具合にイメージがもちやすいです。それに、そもそも大好きな作家さんの本じゃないと最後まで読めないですよね。

②一冊目は、知らない単語については、ひとつひとつ辞書をひいて理解しながら進むこと。
なぜなら、知らない単語をそのまま放置して読み進めると、わからない箇所が雪だるま状にふくらんでしまい、ストーリーが追えなくなってしまい、自信がなくなって諦めるパターンに陥ってしまうからです。それに、作家さんは同じ単語を使い回すことで文章を紡ぐものなので、最初のほうで単語を何度も辞書でひくことで何度も同じ単語の意味を目にすると、次第に英単語が記憶に残りますので、後半は辞書をひく回数が減って読むスピードもあがりストーリーも楽しめるという好循環に乗ることができるからです。(このため、二冊目、三冊目も、同じ作家さんの作品をセレクトするといいと思います。)

③邦訳で読んだシリーズ作品の続編を選ぶとより良い。
なぜなら、設定やキャラクターがわかっているだけで、ストレスが激減するからです。もともと英語がわからない上に、新しい設定や新しいキャラクターがあると、わからないことが多くなって頭が混乱してしまうもの。

④1日でたくさん読もうとせず、はやく読み終えようとせず、1日15~20分くらいの隙間時間の読書を積みかさねていくこと。
なぜなら、経験上、そのほうがストレスなく読み進められ、その結果、長く続けられ、その結果、すこしずつ進歩できると思うからです。塵も積もれば山となる、です。

⑤邦訳本が出版されていない作品を選ぶこと。
なぜなら、邦訳本が手元にあると、そちらに逃げてしまうからです。邦訳本と並べて読むという方法も、頭のなかで無意識に邦訳に逃げてしまうので、英語に慣れる効果はあまりないように思いました。


(2019/6/6現在)
※この記事の内容は随時アップデートしていく予定です。
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